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次号予告

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    次号(2017年4月号)は,2017年2月25日発売予定

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次号予告

?Newton Special

宇宙創生の秘密のかぎをにぎる“最古の光”

宇宙背景放射

 1964年,アメリカの電波望遠鏡が宇宙から届く「謎の電波」を受信しました。電波望遠鏡のアンテナを空のどの方向に向けても,正体不明の電波が一様に観測されたのです。観測から約10か月後,ついに電波の正体が判明します。なんと誕生して間もない138億年前の宇宙から届いた電波だったのです。この電波は,今では「宇宙背景放射」とよばれています。

 かつての宇宙は小さくて高温・高密度の灼熱状態であり,それが爆発的に膨張したことで現在のような宇宙になったと考えられています。この膨張する高温の初期宇宙は「ビッグバン」とよばれています。宇宙背景放射は,ビッグバン当時の灼熱の光が138億年の時を経て地球に届いたものだと考えられています。宇宙背景放射をくわしく分析すると,宇宙の年齢や構成成分までもがわかるといいます。さらに,宇宙背景放射にはビッグバンのさらに昔,すなわち誕生直後の宇宙の状態を知る手がかりが秘められているといわれています。

 138億年前の光がどうして今になって地球に届くのでしょうか。そして,宇宙背景放射に残された宇宙誕生時の秘密とは,いったい何でしょうか。次号のNewton Specialでは,太古の宇宙からの“メッセージ”ともいえる「宇宙背景放射」にとことんせまります。

主な内容(予定)

● 人間の目には見えないが,夜空は波長約2ミリメートルの電波で輝いている
● 1964年にアメリカで観測された謎の電波は,宇宙初期の大爆発「ビッグバン」の残光だった!
● ビッグバンの“まばゆい”光が,138億年後に地球に届くころには“暗い”電波に変化しているわけ
● 宇宙背景放射の“温度”はどこを観測してもほぼ同じだが,わずか10万分の1ほどのむらがある
● 宇宙の年齢や構成成分など,宇宙背景放射から宇宙のさまざまな情報を取りだすことが可能
● 宇宙のあらゆる方向からほぼ同じ電波が地球に届く。こんな“奇跡”は通常では考えられない!
● ほんの一瞬で宇宙のサイズが数10けたも拡大!? 宇宙の超加速膨張「インフレーション」とは?
● 宇宙背景放射にきざまれたインフレーションの証拠をつかめ! 世界中で進む観測プロジェクト

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羽澄昌史 高エネルギー加速器研究機構教授  ほか

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